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内部配線材の端末処理
機材の中の配線材の端末処理は主にイラックスチューブを使用しています。


イラックスは主に4本の太さの物を使用しています。下のリール
は1.5×0.3と書いてあり400m巻ですが購入して10年以上ですが
なかな減りません。(外形約2mm)これを適当な長さに切り
、数本まとめて押し切りで切ります。この押し切りはスタジオ
イクイップメントにお手伝いに行ったときにこんな小さなもの
があるんだと気づいて購入したものです。建築用の金具を使用
して、長さが8mmと15mmと各種変えられる様になってます。
この切り出し作業をやると浜松のピアノ工場で小僧をしていた頃
を思い出します。単純作業でもいかに丁寧に効率よくやるかを考
えながらやれと職人さんに怒られ仕事を覚えました。下の箱はモ
ガミのシールド処理専用に0.7のイラックスと3パイの熱収縮チュ
ーブを入れてあります。


モガミのシールドの端末処理です。
20mm程度外皮をむき、シールド部分の銅線をカットします。
GNDにイラックスを外皮に3mmの熱収縮チューブをかぶせます
。
2.5程度の外径に3mmですと少々きついので熱処理時に位置が動か
ない事また、低温度の物を使う事によりドライヤーでなく80W程度
の半田ごてでも熱処理が可能です。
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